【紅茶用語】「クローナル種」とは?

紅茶の品種の一つ「クローナル」とは、特に風味が優れているものや、病気や寒さに耐性のあるような優良品種を選んでその枝を土中に挿して根付かせる「挿し木」で栽培、クローンのように繁殖させる方法です。その方法で栽培された茶の木をクローナル種といいます。(中国種のクローナル、アッサム種のクローナル、両者を交配させたハイブリッドクローナルが存在します)

ダージリンのクローナル種は有名なものでAV2、B157、P312など約30種類ほどあり、花のような香りと繊細な風味、圧倒的な甘みが特徴。

中でも高級品種とされるAV2は単品でスペシャリティ・ティーとしても使われていますが、通常クローナル茶葉は、他の茶葉とブレンドされて出荷されることがほとんどです。

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