【紅茶用語】「マスカテルフレーバー」とは?

「マスカテルフレーバー=マスカットのような香り」とも言われますが、ダージリンの中でも「紅茶のシャンパン」「紅茶の女王」と称されるクオリティーシーズン(旬)のセカンドフラッシュのごく一部の高級品だけがもつ、果物が深く熟成したような芳醇でフルーティーな華やかな香りと甘み、ボディーがあり喉の奥に残るほどの濃厚な味わいのことです。(必ずしもマスカットのような香りではありません)

マスカテルフレーバーは、セカンドフラッシュが摘まれる時期に多く発生する体長5mmほどの小虫「ウンカ(Green Fly)」が、茶葉を噛んだ際に、茶葉そのものが傷ついた部分を治癒するための抗体のような物質(ファイトアレキシン)を生成することで生まれます。

マスカテルフレーバーを有しているとされている銘柄には、茶園やブローカー、メーカーが任意で「Muscatel (マスカテル)やMusc(ムスク=素晴らしいの意)」といった名称を表記しています。しかしながら「マスカテル」の定義自体がそれぞれに異なるため、マスカテルフレーバーの香味の強弱や個性などは銘柄によって異なっています。

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