「イングリッシュブレックファスト」は朝食に合うように作られた紅茶のことで、18世紀以降、イギリスで食習慣として定着してから現在に至るまで最もよく飲まれているブレンドティーです。
基本的にトーストなどの洋食向けのブレンドで、コクのある風味と濃い水色(すいしょく)、目覚めの一杯に最適な強めの渋みが特徴。
イギリス人好みのたっぷりのミルクと砂糖を入れたミルクティーに合う濃いめのブレンドが一般的ですが、卵やベーコンの油で重くなった口をさっぱりさせるようなタイプもあります。
メーカーによってブレンドしている茶葉の種類が異なりますが、ベースとして主にアッサム、セイロン、ケニアをブレンドさせたものが大多数。一部高級品にはキームン(キーマン・キーモン )がブレンドされることもあります。
コメント