ケニア(ケニヤ)紅茶

紅茶生産量はインドに次いで世界2位、輸出量は世界1位を誇るケニア。

ケニア産の紅茶は20世紀に入ってから生産が開始されたためまだ歴史が浅いですが、紅茶生産国としては急激に生産量が伸び飛躍的な発展を遂げており、現在は世界でも良品質のCTC紅茶を生産する主導的茶産地として知られています。

マイルドで何にでも合わせやすく飲みやすいといった特徴から、主にティーバッグ用の原料茶やブレンドティーの材料として使用されています。

イギリスでは常飲用として最大の需要があり、良質かつリーズナブルな紅茶です。

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ケニア(ケニヤ)紅茶の生産地(場所)

東アフリカの赤道直下に広がる国、ケニア。

この国の大部分は標高1100m〜1800mの高原地帯で、ほとんどの茶畑は中部のケニア山(標高5200m)の周囲、標高1500m〜2700mの高地に位置しているため、赤道直下といえどその周辺は冷涼な気候です。

また、3〜5月は雨季、6月〜9月は乾季になるサバナ気候で一年中気温が安定しています。

年間1200〜1400mm程度の十分な雨量と湿潤な気候、水はけの良い土壌(赤色土)、昼夜の寒暖差など紅茶栽培に適した環境条件が揃っています。

ケニア(ケニヤ)紅茶の旬・収穫時期

<収穫時期:通年>

旬と言われるクオリティシーズンは、1〜2月と7〜8月です。

年間を通して気候が安定しているため1年中茶葉の収穫が可能なことに加え、成長が早いため1〜2週間ごとに茶摘みが行われる、とても生産性の高い紅茶です。

ケニア(ケニヤ)紅茶の味の特徴

ケニアは、クセがなく爽やかでスッキリした渋味と適度なコクがある、イギリス人好みの飲みやすいストロングティーです。

茶園の歴史が浅く茶の木が若いためフレッシュでまっすぐな香味をもち、且つマイルドで、どんな食べ物にもよく合います。

水色は濃く黒みを帯びた赤色。

ケニア紅茶の製造方法

製造方法:ほぼCTC製法

葉の形状(グレード): CTC(クラッシュ ティア アンド カール)

ケニア(ケニヤ)紅茶の茶園(農園)

<主な茶園>

  • カンガイダ茶園
  • ミリマ茶園
  • ルクリリ茶園

ケニア(ケニヤ)紅茶おすすめの飲み方

クセがなくマイルドな香味なのでどんな飲み方でも美味しくいただけます。

ストレート、ミルクティー、レモンティーはもちろんフルーツやハーブなどを使ったバリエーションティーにもおすすめ!

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