【紅茶用語】「アッサム種」とは?

アッサム種は、19世紀にインドのアッサム地方で発見された茶の木です。

標高が高い冷涼な土地で栽培される中国種に対して、アッサム種は高温多湿の土地で栽培されます。

また、葉が小さく少量しか収穫できない小葉種の中国種に対して、アッサム種の茶葉のサイズは中国種の約2倍(長さ:12~15cm、幅:4〜5cm)ほどあり柔らかく肉厚な大葉種が特徴で、大量生産が可能です。

アッサム種は酸化酵素の活性が強く発酵しやすく、タンニン(渋み成分)を多く含んでいるため紅茶に適した品種で、濃厚で甘く芳醇な香味と濃い赤色の水色(すいしょく)が特徴です。

インドのアッサムテライドアーズニルギリ中国の雲南省アフリカなどでアッサム種が栽培されています。

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