紅茶よりはコーヒーの一大生産地として世界的にも有名な、インドネシア西部の火山島の一つ、スマトラ島。
紅茶栽培はジャワ島と同じ18世紀初頭に開始されましたが、ジャワに比べてスマトラでの紅茶生産量は約25%と少なめです。
スマトラ紅茶も大部分がブレンド用として生産されおり、こちらは主に中近東方面に輸出されています。
スマトラ紅茶の生産地(場所)
スマトラ紅茶は、スマトラ島北部に位置する標高約800〜1500mのメダン高原とその南部にあるトバ湖周辺を中心に栽培されています。
ジャワと同じ栄養豊富な火山性の土壌と定期的な雨、気候変動の少ない環境で、一年中安定した品質の紅茶が生産されています。
スマトラ紅茶の旬・収穫時期
<収穫時期:通年>
クオリティシーズン (旬)は乾季の6〜8月。
ジャワ紅茶の茶園(農園)
<主な茶園>
- マラバール茶園
スマトラ紅茶の味の特徴
全体的にマイルドなジャワよりもコクと風味があり個性が強く、スリランカのローグロウンティーに似たまろやかな味わい。
渋み、クセともに少なめで飲みやすく、ほんのりとした甘みもあります。
水色(すいしょく)は黒みがかった赤色。
スマトラ紅茶の製造方法
葉の形状(グレード):BOP(ブロークンオレンジペコー)
スマトラ紅茶おすすめの飲み方
コクが強めで・甘みがあるのでミルクティーがおすすめですが、ジャワと同じく渋みやクセが少なく飲みやすいので、ストレート、アイス、バリエーションなどどんな飲み方でも美味しくいただけます。
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