世界最高峰のキリマンジャロ(5895m)が有名なタンザニア。
紅茶生産量はケニア・マラウイ・ウガンダに次ぐアフリカで4番目に多い国です。
ケニア同様、主にティーバッグ用の原料茶やブレンド用として使用されています。
タンザニア紅茶の生産地(場所)
中央アフリカ東部、ケニアの下に位置するタンザニア。
ケニアと同じく赤道直下にもかかわらず冷涼な高地、熱帯のサバナ気候と十分な雨量という茶栽培に適した環境のもと、年間を通して紅茶が生産されています。
タンザニア紅茶の主な生産地はケニアに近いキリマンジャロ山麓(北東部)とマラウイに近い高原地帯の南部ですが、最大の生産地は南部で約70%となっています。
タンザニア紅茶の旬・収穫時期
<収穫時期:通年>
5月〜9月のクオリティーシーズン(旬の時期)には1〜2週間という短いスパンで茶摘みが行われます。
タンザニア紅茶の味の特徴
渋みが少なくまろやかでクセのない香味と、スッキリとした飲み口が特徴的。
タンザニアも樹齢の若い茶の木特有のフレッシュな香りをもち、特に北部で生産された紅茶は全体的にケニアと香味が似ていますが、ケニアよりマイルドな味わいです。
また、南部で生産された紅茶はマラウイに近い香味をもつなど生産地域によって多彩な味わいをもちます。
水色はやや濃い赤褐色。
タンザニア紅茶の製造方法
製造方法:CTC製法
葉の形状(グレード): CTC(クラッシュ ティア アンド カール)
タンザニア紅茶の茶園(農園)
<主な茶園>
- ブルワ茶園
- ムポンデ農園
- リビングストニア茶園
- ルペンベ農園
タンザニア紅茶おすすめの飲み方
渋みが少なく優しい味なので何にでも合いやすく、ストレート、ミルクティー(薄め)、バリエーションティーなどどんな飲み方もおすすめです。
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