シッキム紅茶

シッキム紅茶は年間生産量がごくわずか。日本ではなかなか手に入らない希少価値の高い上質な紅茶で、「幻の紅茶」とも言われています。

シッキムの茶の木はシッキム州のすぐ北に位置するダージリン地方の茶園から譲り受けたものであるので、香味・水色共にダージリンとよく似た特徴があります。

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シッキム紅茶の生産地(場所)

インド北東部のヒマラヤの南麓にある小さな州「シッキム州」の南部 “テミ地方” が茶産地。

シッキム州はちょうどネパールとブータンの中間に位置しており、ダージリン地方の北側にあたります。

標高が1,200m〜1,800mと高く、ダージリン地方に似た気候で日中と朝夕の寒暖差が大きいという特徴があります。

シッキム紅茶の旬・収穫時期

<収穫時期:3~11月>

シッキムの “旬”の時期である「クオリティシーズン」は、ダージリンと同じく3回あります。

春摘み(3月~4月):ファーストフラッシュ
夏摘み(5月~6月):セカンドフラッシュ
秋摘み(9月~11月):オータムフラッシュ(オータムナル)

中でも最も品質が良いとされるクオリティーシーズンは、ダージリンと同じ夏摘みのセカンドフラッシュです。

シッキム紅茶の味の特徴

ダージリン紅茶の特徴とよく似た香味・水色ですが、ダージリンより軽やかで渋味は比較的少なく、ダージリンほど強くない繊細で爽やかな香りが特徴。

マイルドなコクと優しい甘さがありまろやかで飲みやすく、後味がすがすがしい爽やかな紅茶です。

シッキムのセカンドフラッシュの中でも上質なものは、ダージリンのようなマスカテルフレーバーをもちます。

シッキム紅茶の製造方法

製造方法:オーソドックス製法

葉の形状(グレード):OP(オレンジペコー) が中心

シッキム紅茶の茶園(農園)

シッキム州の茶園は、州政府が経営している大型の「テミ茶園」のみ。

農薬を使わない100%オーガニック茶園です。

シッキム紅茶おすすめの飲み方

ダージリンと同様に「香りの紅茶」なので、ストレートで飲むのがおすすめ。

また、後味もすっきりしているので夏はアイスティーでも美味しくいただけます。

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